佐井村 -Sai village-

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歴史

 本村は、南北に埋蔵文化財包蔵地が16箇所点在しており、近年の八幡堂遺跡発掘調査により出土した「重ね埋設土器」や「二重口緑土器」、糠森遺跡発掘調査により出土した日本最大級の鐸型土製品などに代表されるように、縄文時代より生活文化圏を形成してきた地域です。

 また、下北地方を古くには糠部郡宇曾利郷と称した時代がありましたが、江戸時代には南部盛岡藩の所領となり、藩では田名部に代官所を置き支配してきました。享和3年(1803年)、幕府は佐井を蝦夷地渡航の港と定めて以来、明治初頭に至るまで北国廻船(弁材船・北前船)の往来があり、海産物と木材の積み出す下北半島の良港として繁栄しました。

 本村は、明治22年(1868年)4月1日に町村制(明治21年[1867年]4月法律第1号)の施行により、旧佐井村と旧長後村が合併して誕生し、平成元年(1988年)に村制施行100周年、平成21年(2009年)に120周年を迎え、今に至っています。

鐸型土製品

蝦夷錦

文化

 本村では、三上剛太郎先生の仁愛の精神と求道の生涯を手本とした「住みよい村づくり(安全・環境)」「いきいきした村づくり(健康・奉仕)」「文化の薫る村づくり(文化・生涯学習)」を村づくりの柱とし、国内外の人々が交流する赤十字の里構想を進めています。
 また、急峻な地勢と海岸美のもと、廻船や漁業のむらとして栄えてきたことを背景に、先人の業績や特徴ある歴史文化を生かしながら、自然や動物、家族・近隣者との共存・共生の暮らしの中で、時代を生き抜くための知恵や経験、助け合いの心を醸成し、この地域ならではの“豊かな文化”を育み、村内各地区で祭囃子や福浦の歌舞伎、手踊りなど様々な伝統芸能が数多く残されており、現在もなお継承されています。

指定文化財

国指定文化財 名勝及び天然記念物 仏宇多(仏ヶ浦)
天然記念物 下北半島のサル及び生息北限地
天然記念物 縫道石山、縫道石の特殊植物群落
県指定文化財 県重宝(彫刻) 木彫十一面観音立像(江戸時代円空作)一躯
県重宝(建造物) 旧三上家住宅
無形民俗文化財 福浦の歌舞伎
無形民俗文化財 佐井の山車行事
村指定文化財 有形文化財(歴史資料) 廻船卸客帳     一帖
有形文化財(歴史資料) 鉄扇          一柄
有形文化財(書籍) 菅江真澄直筆    三葉
有形文化財(書籍) 菅江真澄直筆    一葉
有形文化財(書籍) 蓑虫山人の書    一幅
有形文化財(書籍) 勝海舟の書     ニ幅
有形文化財(絵画) 蓑虫山人の絵    三帖
有形文化財(絵画) 蓑虫山人の絵    六帖
民俗文化財(信仰) オシラサマ      二躯

(資料:佐井村教育委員会 平成28年7月1日現在)