(目的)

第1条　この要綱は、高齢者や障害者等が災害時における支援を地域の中で受けられるようにするための制度を整備することにより、これらの者が安心して暮らすことのできる地域づくりの推進を図ることを目的とする。

(要援護者)

第2条　この要綱において、「要援護者」とは、災害時において自ら安全な場所に避難するなどの災害時の一連の行動をとるのに支援を要する者で、次の各号のいずれかに該当する次に掲げる者(施設に入所している者を除く)をいう。

(登録)

第3条　村長は、次条の規定により、要援護者の登録を行うものとする。

(登録の手続)

第4条　登録を希望する者は、災害時要援護者登録申請書兼台帳(以下「申請書兼台帳」という。)に必要な個人情報を記載して、村長に提出するものとする。

(登録情報の提供)

第5条　村長は、第1条の目的を達成するため、個人情報の提供に同意した者に係る登録情報を次の者に提供するものとする。ただし、前条第3項に規定する者に係る情報については、必要な場合に限り提供するものとする。

(登録情報の提供方法)

第6条　村長は、台帳の写しをもって提供先に登録情報を提供するものとする。

(登録情報の保護)

第7条　登録情報の提供を受けた者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(登録情報の変更)

第8条　第3条の規定により登録した者(以下「登録者」という。)は、登録情報に変更が生じた場合は、申請書兼台帳により、村長に提出するものとする。

(登録の取消し)

第9条　登録者は、登録の取消しを求める場合には、村長に登録取消届を提出するものとする。

(提供情報の変更)

第10条　村長は、第8条及び第9条の届出があった場合又は登録を取り消した場合には、速やかに提供先に連絡するものとする。

(その他)

第11条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項については、村長が別に定める。