(趣旨)

第1条　この規程は、冬期間の積雪による生活道路の通行確保のため、地域住民のために地区町内会等が主体となって除雪を行う場合に、財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例(昭和42年3月4日佐井村条例第3号)第7条に基づき村が所有する除雪機を無償貸付することについて必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規程において次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(貸付けの申請)

第3条　除雪機の貸付けを受けようとする地区町内会等は、小型除雪機借受申請書(様式第1号)を村長に提出しなければならない。

(貸付けの許可)

第4条　村長は、前条の規定による申請を受けたときは、その内容の審査を行い、適当と認めた地区町内会等に対して貸付けを許可し、小型除雪機貸付許可書(様式第2号)を交付するものとする。

(契約等)

第5条　第4条第1項の規定により許可を受けた地区町内会等(以下「借受者」という。)は、除雪機の使用等に関し、小型除雪機使用貸借契約書(様式第3号)により、村長と契約を締結しなければならない。

(貸付期間)

第6条　除雪機を貸し付ける期間は、第5条第1項の規定により契約を締結する日から村長が規定する日までとする。

(経費の負担)

第7条　除雪機の故障(借受者の責めに帰さない故障)等に伴う修理費、自動車損害保険料、除雪機の燃料費は、村が負担する。

(返却等)

第8条　借受者は、貸付期間が終了したときは、速やかに貸付けを受けた除雪機を村長に返却しなければならない。

(許可の取消し等)

第9条　村長は、借受者が第5条第1項の規定による契約書の規定に違反したときは、第4条第1項の規定による許可を取り消し、又は期間を定めて除雪機の使用の停止を命ずることができる。

(許可の例外)

第10条　村長は、村が施行する除雪のために貸付けした除雪機を一時的に使用する必要が生じたときは、借受者の同意を得たうえで当該除雪機を使用することができる。

(補則)

第11条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、村長が別に定める。