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県重宝「旧三上家住宅」

【住所】佐井村大字佐井字大佐井
アルサスから徒歩5分
 1869年(明治2年)11月15日、代々医家である佐井村三上家の8代目として誕生しました。 1905年(明治35年)日露戦争の際、満州(現中国北東部)へ軍医として従軍しました。戦場でロシア軍に包囲され、今まさに攻撃を受けようとしていた仮包帯所に「手縫いの赤十字旗」を掲げて、敵味方の区別なく負傷兵の治療にあたられました。この手縫いの赤十字旗は、スイスでの国際赤十字100周年記念博覧会と、イタリアでの博覧会で展示され、世界の人々に深い感動を与えました。戦場で作られた赤十字旗は、ジュネーブ条約の生きた証として日本赤十字社青森支部に保管されています。  赤十字の心に生きた医師三上剛太郎を輩出した三上家は、平成17年に改修保存し公開され、赤十字の旗ひるがえる里づくりを推進する佐井村を象徴する文化財となっております。

 

 

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